優勝決定!一番大きなぶどうはこれだ!

優勝決定裏話。イタリアでもこのあたりは、大体9月の終わりか10月の初旬にベンデーミアと呼ばれるぶどうの収穫を行います。地域によってかなりの差があることですが、この当たりもまだ、収穫をしていないところのほうが多いようです。ただ、先週の木曜日に気がついてみるとお隣のアメリーゴさんちの収穫が終わっていました。その日、アメリーゴさんのご両親が見えたときにお父さんが「これ以上放置するとだめになってしまうからやろう!」と言い出し急に決まったのだそうです。うちもすでに名札のついていないぶどうの木から摘み取ったぶどうをジュースにして味わっていました。とっても甘いぶどうジュースがただ麻のふきんで絞るだけで簡単に出来てしまいます。ここ数日雨ばかりで、今日は秋分の日だなぁと思いながら何気なくブドウ畑へ行ってみると、せっかく素晴らしく実っていたぶどうがすでに鳥たちは言うに及ばず、雨で朽ち始めていました。そこですぐに今日を収穫日に決めたのです。昨年は収穫時期を勘違いしていてすっかり遅くなり、ほとんどが黒ずんだり鳥についばまれたりで、掃除にとても時間がかかってしまいました。今年はそういうことをさけるため、そして何よりぶどうのオーナーの方々に少しでもきれいなうちに見ていただきたかったので急遽決めたのです。すでに遅かりし、というぶどうもあってそういうオーナーの方々には申し訳ないのですが、当初のゴールは10月の3日に定めていたので、どうかお許しくださいね。中にはまだもう少し完熟まで日がかかりそうなぶどうもあって、農業の難しさをまたまた思い知った気がします。なかなかいっせいに同じようには成長しないのです。大きな房の中には、真ん中のほうが発酵してすでにワインのような香りのするものもありました。残念ながらそういうのは捨てるしかありません。今日はそれぞれの木から一番大きな房だけを収穫してきました。それでも一輪車に2杯。当分ぶどうジュースを飲み続けなければならないようです。(笑)撮影するために、たまたまきれいな段ボール箱があったのでそこに載せて撮りました。ところが途中で大雨が降り、戻ってみると当然のことながら箱がだめになってしまったので、残りは大き目のまな板の上に載せて撮影しました。ぶどうの舘のページを見て気になった方、こういう事情で背景が違っていますが全部今日21日の撮影です。これで私もお役ごめんということですね。長い間お付き合いいただいてありがとうございました。励ましの言葉を何度も頂いて感謝しています。当初はもっと頻繁に報告できるものと思っていたのに、なかなか思うようにならずちょっぴり後悔も残りますが、また逆に、何とか最後までたどり着くことができてよかったとほっとしています。おかげさまで楽しい半年でした。またそのうち、このブドウ畑がどんな風に姿を変えたかという報告をさせていただくことにしましょう。

Bonta' (ボンタ)

Bonta'写真は今日のわが庭の収穫物です。Bonta’というのは善良・優しさ・良質・美味・快適さなどという意味です。いろんな収穫物がいっぱい詰まったかごを見たときにふと浮かんだのはまさしくこの言葉でした。りんご・洋ナシ・イチジク・イチゴ・くるみ・ハシバミの実・トマト・ぶどう。それぞれの量は少ないですが、われわれ親子三人には充分すぎる量です。りんごの木は4,5本あります。うち2本は数え切れないほどの小粒のりんごを次から次へと落としてわれわれ親子を悩ませます。今年、いきなりたくさんの実をつけたりんごの木もあり、こちらはそこそこ大きくなっていたのですが、このところの悪天候でほとんど落ちてしまいました。すこーし赤くなってきていたところだったのに。こちらには青いりんごが多いので、これもそうかとまだ青いときにとって食べたらとてもすっぱかったです。(笑)この写真のりんごはその木のものです。洋ナシは1ヶ月ほど前に全部収穫してしまいました。これもそのままではちょっと甘さが足りなかったので大方はジャムにしました。小粒なので皮をむいて種をとる作業に半日ぐらいかかってしまいました。写真の真ん中にひとつだけある洋ナシは、まさしく今年最後の洋ナシです。このところの風雨にも負けずにしっかりぶら下がっていました。イチゴは数日前にたくさん収穫したばかりなので、今日は3つだけ。でも真っ赤な実は見るだけでも楽しくなってきます。くるみは外側の皮を取るのが少し面倒なので、捨ててしまうのが多くてお天道様に申し訳ないです。バジリコのぺーストに欠かせない材料なので、今年はちょっとがんばって収穫しておかないと。ハシバミの実はこのままの姿で落ちてきてくれるのでとても楽です。しかもすぐに割っていただけます。よーく乾かして缶に保存しておけば来年もいただけます。ぶどうの小さいのはワイン用のもの。大きいほうはこちらではテーブル用と呼ばれる食べるぶどうです。皮が薄いのでイタリア人は皮ごと食べてしまいます。もちろん小さい方だってそのまま食べてもとてもおいしいです。でも小さくて面倒なので私はジューサーにかけてジュースにします。トマトは昨年に比べると出来が悪いのですが、それでもすでに数回ソースを作りましたし、皮が硬いので、皮をむいてサラダに入れるくらいは取れています。ありがたいことですね。自然の恵み。

イチジク

我が家の庭で取れるものでPaoloの一番好きなものはイチジクです。今年はたくさん採れています。昨年は近くにバラがあるので水をまきすぎたのでしょうか、あまりたくさんはなりませんでした。早めに摘果していたにもかかわらず、小ぶりのものばかりでした。ところが今年は実るのが少し遅かったのですが、その分大きくてしかもたーくさんなっています。すでに台所のボールにいっぱい取ったものをジャムにしました。皮をむいて少量の砂糖を加えて煮詰めたシンプルなジャムです。イチジクの実ってすでにジャムみたいな感じですものね。火を止めるときにレモンを少し絞って出来上がり。そして今日新たに収穫したのがこの写真です。すでに鳥さんたちにも十分振舞っていますが、(笑)まだまだ木にはたくさんついています。全部で4本イチジクの木があります。ほかの木はこれほど多くはありませんが、当分は楽しめそうです。イチジクと生ハムもこの季節ならではの前菜ですし、それを白いピッツァにはさむと、ちょっとしたおやつやお弁当(パニーノ)になります。